パートナーと喧嘩が絶えない~コミュニケーションスキルの再構築6

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こんにちは、アートセラピールームPOFの清水です。

[漫画でわかるアートセラピーシリーズ]として、今回はコミュニケーションスキルをテーマにした作品を掲載しています。(本記事は第6話。)

広く浅い人間関係であれば問題無くうまく付き合えるのに、友人、恋人、夫、妻、家族など、近く深い関係になればなるほど、なぜか人間関係がうまくいかない…。

そういったことってあると思います。でもそれは特別なことではありません。

別の人格同士であれば価値観が違います。ですから、より近い距離にあればあるほど、人同士の間に生じる摩擦や葛藤が大きくなるのは当然だからです。

では、それらの摩擦や葛藤へどのように対処していけるのか、コミュニケーションスキルの再構築の一例を、漫画でご紹介いたします。

前回のおはなしはこちら↓

パートナーと喧嘩が絶えない~コミュニケーションスキルの再構築5
漫画でわかるアートセラピーシリーズ:心理的リアクタンスが起こると、あなたがいかに客観的に正しい事を述べていても。相手の心は反発心でいっぱいになり、「分かっているけど受け入れたくない」気分になります。相手の自由を確保した上で、自分の気持ちを話すことは、相手にとって「考える」きっかけとなるかもしれません。
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アサーション=あなたも私も主張して良い。

人はみな異なる考え、気持ち、価値観を持っています。ですから皆、平等に意見を述べる権利を持っています。

私からみて、それが仮に〝間違った考え方〟かのように思えても、
相手の意見には相手なりの〝正しさ〟があり、それは私が正誤を付けるものではなく、考えを述べること自体は自由なのです。

そして自分にも同様にその権利があります。

仕事や友人など、社会的要素の強いコミュニケーション場面だと、
このように相手も自分も尊重した関りを意識できているのに、

家庭、親子、パートナー、といった親密で大切な人間関係においてほど、そのバランスが崩れてしまう。ということは良くあります。

たとえば、
「仕事場では相手の話をよく聞けるのに、自分の子供が相手となると、つい子供の主張を聞かずに問答無用で自分の言うことを聞かそうとしてしまう。(親としての責任感から)」

「友達には自分の考えをはっきり言えるのに、夫には、つい顔色を見てしまい自分の意見が言えなくなってしまう。」
など。

このようなことは多くの人に当たり前に起こりえます。私もそうです。

ですから、自分にとって主要なコミュニケーション相手との関係性を見直したとき、
自分のコミュニケーションパターンについて、気になる点が見つかった時には、

アサーションを心がけると、ストレスフリーな関係作りの一助となるでしょう。

 

アートセラピーでは、自分では意識できていない欲求や葛藤を、絵を通して理解していくことができます。気になる方はトップページよりアートセラピーメニューをご確認ください。アートセラピーをもっと知りたい

次回のお話はこちら↓

パートナーと喧嘩が絶えない~コミュニケーションスキルの再構築7
「きっとこうなんじゃないかな…」というよからぬ不安が心の中でしだいに肥大して、 「絶対にこうに違いない!」という、根拠のない真実になり替わった時、自分一人で苦しくなって、その苦しさを打ち明けることもできずに、 自ら破壊的な言動を取ってしまう。。

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