こんにちは、アートセラピールームPOFの清水です。
[漫画でわかるアートセラピーシリーズ]として、今回はコミュニケーションスキルをテーマにした作品を掲載しています。(本記事は第4話。)
広く浅い人間関係であれば問題無くうまく付き合えるのに、友人、恋人、夫、妻、家族など、近く深い関係になればなるほど、なぜか人間関係がうまくいかない…。
そういったことってあると思います。でもそれは特別なことではありません。
別の人格同士であれば価値観が違います。ですから、より近い距離にあればあるほど、人同士の間に生じる摩擦や葛藤が大きくなるのは当然だからです。
では、それらの摩擦や葛藤へどのように対処していけるのか、コミュニケーションスキルの再構築の一例を、漫画でご紹介いたします。
前回のおはなしはこちら↓
パートナーと喧嘩が絶えない~コミュニケーションスキルの再構築3
漫画でわかるアートセラピーシリーズ:意識は自分を誤魔化そうとすることが結構あります。それは自分が傷つかないためだったり、自分の心を守るためだったりします。しかしそれがクセになると、自分の欲求を無視し続けることになります。それでは本当の意味で「自分を大切にする」ことが困難になり、心のバランスも崩れてしまいます。
ようこちゃんは、
「傷つくかもしれない」という不安やさみしさが、
「怒り」という反応で表出しやすいようです。
不安やさみしさが怒りに変換されやすいという傾向のある人は、決して少なくないと思います。私にもそんな部分が少なからずあります。
多くの人が、怒りに直面すると「なんとかこの状況を改善したい、解決したい」と思うでしょう。しかし、もしかするとあなたは今何かに傷ついているのかもしれない…。
もしそうならば、まず「自分が傷ついている」ことに気がつき、その自分の心に寄り添ってあげられるといいですよね。
外部への働きかけより、自分の心のケアの方が先です。
そのあとで、どのように行動すると、お互いにストレスの少ないコミュニケーションをとっていけるのか、次回に続きます。
アートセラピーでは、自分では意識できていない欲求や葛藤を、絵を通して理解していくことができます。気になる方はトップページよりアートセラピーメニューをご確認ください。アートセラピーをもっと知りたい
次回のお話はこちら↓
パートナーと喧嘩が絶えない~コミュニケーションスキルの再構築5
漫画でわかるアートセラピーシリーズ:心理的リアクタンスが起こると、あなたがいかに客観的に正しい事を述べていても。相手の心は反発心でいっぱいになり、「分かっているけど受け入れたくない」気分になります。相手の自由を確保した上で、自分の気持ちを話すことは、相手にとって「考える」きっかけとなるかもしれません。
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